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資産形成のセオリー 前編【分散投資と資産配分】
人生をHAPPY にプロデュース!あなただけのマネープランを届けるファイナンシャルプランナー戸松優子です。
平成30年3月末時点でつみたてNISAの口座数は約51万口座。
口座開設者の傾向としては20代から40代が多いとのデータが発表されています。
※金融庁NISA(一般・つみたて)の現状より
投資は難しそう・ハードルが高い、と思っていた人でも積み立てなら、と今年から投資をスタートさせた人も多いのではないでしょうか?
低金利の今、正しい知識を身につけて資産運用を始めることは大切。
そこで資産形成のセオリー【分散投資と資産配分】について考えてみましょう♪
分散投資とは
「すべての卵をひとつのカゴに盛るな」Don't put all your eggs in one basket
聞いたことありませんか?
【複数の卵を一つのカゴに入れておくと、カゴを落とした時にすべての卵が割れてしまうよ】と、分散投資の有効性を説いた格言。
資産運用においては、複数の資産に分散投資をすることでリスクを軽減させる効果があります。
分散効果を高めるために
➀国際分散投資
日本、先進国そして新興国と、投資をする地域を分散することで、どこで経済成長が起きても恩恵を受けることができます。
②資産クラスの(投資対象)分散
資産クラスとは、株式や債券、不動産、商品(コモディティ)ヘッジファンドなど投資対象の種類のこと。
株式と債券といった値動きが異なる傾向の商品を組み合わせることで値動きの幅(リスク)を抑える効果が期待できます。
③通貨分散
円の他に米ドル・豪ドルなどなど通貨分散することで通貨価値が上下する為替変動リスクを抑える効果が期待できます。
リスク覚悟で1銘柄に集中投資をして大きなリターンを狙うか、複数の商品、複数の銘柄に分散投資をしてリスク低減を図るか。
集中投資や偏った投資は大きな損失を被る可能性もあります。
分散投資は、投資初心者や大きなリスクを取りたくない人にはお勧めの手法です。
資産配分(アセットアロケーション)とは
複数の資産に投資をする場合、どの資産にどの割合で投資をするのが良いか、マイルールを決めて運用すること。
実は、私たちの公的年金の運用も「長期的な観点から安全かつ効率的な運用」を行うため、複数資産を組み合わせ、年金基金独自の資産構成割合を定めています。
※年金積立金管理運用独立行政法人より
この配分がベストなわけではありません。
自分にとってベストな配分を決めることが大切です。
自分にとってベストな配分とは
いつまでに、どのくらい殖やしたいのか、どのくらいの値動きに耐えられるのか、お金に対する考え方は人それぞれ。
満足のいく結果を出すには、自分のためのマイルールを決めましょう。
マイルールは自分で決めるの?
自分一人では難しい・・・
そんな時は、信頼できるアドバイザーに相談してみては。
※投資信託で失敗しないためのアドバイザーの選び方
※ファイナンシャルプランナーは役に立つの?
※失敗しないファイナンシャルプランナー選びのポイント
まとめ
人はとにかく損が大嫌い!時は金なり!これは人類共通。
今年から投資を始めた人も、投資経験がある人も、正しい知識とリスクコントロールを考えること、これが失敗しないコツ。
投資環境はこの先どうなるかなんて誰にもわかりません。
安定的にリターンを獲得するためには、適切な比率で株式や債券へ投資を行い、分散投資を行うことが重要。
そして日々、変動する世界の動きをチェック・分析し、適切な行動、見直しをすることでリスクの安定につながります。
私たちファイナンシャルプランナーと一緒にご自身のマイルール考えてみませんか?
商品等へのご投資には商品毎に手数料等をご負担いただく場合があります。また、価格に変動等により損失が生じる恐れがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料及びリスクは商品毎に異なります。