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人生100年。旬は短く老後は長い♬【前編】楽しむお金(投資信託)
人生をHAPPY にプロデュース!あなただけのマネープランを届けるファイナンシャルプランナー戸松です。
「人生100年時代」
厚生労働省の平成28年簡易生命表によると、男性の4人に1人、女性の2人に1人は90歳まで生きるとされています。
生きる期間が長くなるということは、生活していくための資金も必要。
これからは人生100年を見据えたライフプランニングを考える必要があります。
「老後の準備はどのような金融商品で行っていますか?」
平成28年生命保険文化センターの調べによると、私的準備をしている人は64.8%。
具体的な準備手段は「預貯金」が45.2%といった結果が出ています。
本当にそれで大丈夫~?
そこで今日は、人生100年時代を踏まえた資産運用法を考えてみましょう♪
老後は長い♬
人生100年時代。60歳でリタイヤすると老後は40年。
老後資金はいったいいくら必要なの!?
90歳まで生きるとしたら
こちら過去のブログを参照ください。
以前計算してみました。
これでも足りない・・・となると、預貯金だけでは追いつきませんよね。
まだまだ先だからなんて悠長なことを言っていると、あとで大変なことになります。
生きていれば必ず、誰にでもやってくるのが老後です。
早め早めの準備が必要。
毎月毎月、できる金額からコツコツつみたて投資していきましょう。
iDeCoやNISA・つみたてNISAを活用するのもおススメです。
投資信託の活用
投資信託はひとことで言うと、プロに任せる金融商品。
そして、複数の投資銘柄(株式・債券等)をパッケージにした商品でもあります。
ひとつの商品で、分散投資ができるってこと。さらに少額から投資ができます。
実は、私の娘【JK】ですが、目標に向かってつみたて投資をしています。
※16歳で投資家デビュー
※【JK】とは、女子高生のこと
人生100年時代を楽しむためには、効率よく資産形成をすることが重要。
私個人的に、投資信託ははじめやすくかつ、資産形成に有効な金融商品だと思います。
まだ投資家デビューしていない・・・といった方は、この機会に投資信託を活用した資産形成を始めてみませんか?
投資信託の注意点
残念ながら間違った選び方により、うまくいっていない、運用成果に満足していないと相談に来る方が多いのも事実です。
なぜうまくいかないのでしょうか・・・
・理由その1 【旬は短い】テーマ型投資信託
テーマ型投資信託とはいわゆる、旬のテーマに投資する商品のこと。
なんだか【旬のもの】って良さそうなイメージですよね。でもこれは要注意。
なぜなら、人気が殺到している時期に購入し、その後ブームが終わってしまい、結果高値づかみになってしまう恐れがあります。
金融庁も「テーマ型投資信託は、売買のタイミングが重要だが、個人投資家にはそのハードルが高い」と指摘しています。
人生100年を生きるための資産形成が目的の場合は【旬のもの】で、流行りに振り回されることなく長期分散投資をしていきましょう。
・理由その2 【短期売買】
日本では投資信託の平均保有年数がおよそ2年と言われています。投資信託は購入時に、販売手数料がかかります。商品・金融機関によって違いますが、およそ0~3%。
販売手数料は購入時に1度だけ。保有期間が長くなれば、1年あたりの負担率は軽減されていきますよね。
せっかく運用益が出ていても、短期で乗り換えを繰り返すことにより、手数料ばかりかかってしまい結果、資産は殖えていきません。最低でも5年保有することが重要ですね。
最後に・・・
日本はトップクラスの長寿国。人生10年時代。
20年・30年先を見据えて、旬なテーマに流されることのない計画と戦略が重要。
そして、どれだけ資産形成を頑張っても、医療費や介護費がかさみ、資産を取り崩し最後には資産が底を尽きてしまうことにもなりかねません。
自分自身の環境も変わります。その時、その時の人生の変化、環境の変化に合わせた保障に見直しをすることも大切です。
つまり、「おひとりさま」も「おふたりさま」も楽しむお金と守るお金の準備が必要です。
次回は守るお金について考えていきたいと思います。
ちなみに私は「おひとりさま」です。
私の老後の目標は「シニアサーファー」!!!
そのために、毎日、陸トレと時間がある日は海で練習、そして資金準備としてコツコツつみたて投資。もちろん守るお金も準備済み♬
自立した老後を送るために、そして豊かな人生を送るために早めの準備を私たちと一緒に考えてみませんか?