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資産運用を考えるうえで有効な金融商品♪ 投資信託その2 安易な購入動機は危険!!
人生をHAPPYにプロデュース!あなただけのマネープランを届けるファイナンシャルプランナーの戸松優子です。
2000年代前半から【貯蓄から投資へ】という言葉を耳にするようになりました。
超低金利時代の今、預貯金ではほとんど利息が付きません。そして日本は、2%のインフレ政策を進めています。
今何もせず、預貯金にお金をただ置いておくと、将来、お金の価値は目減りしてしまいますね。そのため、資産を守ろうと投資をする人が増えてきています。
投資商品には、株式や債券・FX・投資信託などがあります。
この中でも投資信託は資産形成を考えるうえで有効な金融商品だと私は思います。投資の王道【分散投資】が小額からもでき、プロが運用をしてくれるので、投資初心者にも始めやすい点が魅力です。
しかし、残念ながら間違った選び方により、投資信託でうまくいっていない・運用成果に満足していないと相談に来る方が多いように思います。
上手くいかない理由として、安易な購入動機があるのではないでしょうか。
今回は、安易な購入動機について考えてみましょう♪
安易な購入動機
高分配(毎月分配型)ファンド
セールストークその①
『この商品は毎月〇〇円の分配金が出ており、買い付けランキングでも上位に入っていますよ』
・なぜ上手くいかないのか
毎月分配型の商品がすべて良くないということではありませんが、高分配商品の多くは、分配金の原資が投資家の元本の可能性が高いため注意が必要です!
分配金が投資家の元本から支払われるということは、言い方を変えると、自分が投資したお金の一部が分配金として毎月毎月自分に支払われている、つまり自分の資産を取り崩しているということ。
殖やすために始めた投資信託なのに、気が付いたら投資した元本が減ってしまっている・・・
それでは元も子もないですよね。
毎月分配型の投資信託が絶対にダメ!というわけではありませんが、この仕組みを知ったうえできちんと商品を選択することが大切です。
急上昇・テーマ型投資信託
セールストークその2
『直近1年で〇〇%も上昇し、今後も良好な投資環境が期待されます。』
セールストークその③
『米国経済は緩やかな回復傾向にあり、〇〇市場はその恩恵を受け今後に期待が持てます。』
・なぜうまくいかないのか
旬のネタをテーマにしている投資信託のため、メディアを通じて良い話が入ってきて魅力的に感じるかもしれませんが、安易に飛びついてはいけません。
なぜなら、巷で話題になっている時点で割高になっている可能性があります。また、旬のネタをテーマにしているため小さな市場への投資、つまり一つのテーマに投資する集中型なので、うまくいけば殖えるけれど、失敗したら大損してしまうといったギャンブルのような投資になってしまいます。
購入する時のタイミングが重要ですが、タイミングを見極めての投資は難しいですよね。
投資信託で失敗しないコツ
私たち投資家は、
「分配金が〇〇円でますよ」「この商品が人気ですよ」「この商品が・・・」と金融機関ですすめられてますから、プロがすすめるならと安易に購入してしまいがち。
でも商品を購入する前に、よく考えて!!
すべての投資家が、同じ期間に、同じ目的で、同じように殖やしたいかというとそうではありませんよね。
投資信託で失敗しないコツは、
自分は、この投資するお金を【いつまでに】【何の目的で】【どのくらい】殖やしたいのかを考えること。
そして、その目標を達成するためには、どんな商品が良いのか、自分の目標に合った商品を選ぶこと。
そして短期運用ではなく長期運用(最低5年~)で考えること。
これが大切。
誰のために資産運用するのでしょうか?自分のためですよね♪
星の数ほどある金融商品、自分に合った金融商品を見つけることが大切です。
私たちファイナンシャルプランナーと一緒に、自分のための資産形成を考えませんか。
皆さんの、運用期間や目的、目標に合わせてアドバイスします♪
商品等へのご投資には商品毎に所定の手数料等をご負担頂く場合があります。また、価格の変動等により損失が生じる恐れがあります。各商品等への投資に際してご負担頂く手数料等及びリスクは商品毎に異なります。