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保険に入れない?女性のための医療保険の選び方
自分らしいお金との付き合い方をサポートする!ファイナンシャルプランナーの嶋田大記です。
女性の方が医療保険を考えるきっかけには、次のようなことがあげられると思います。
➀健康診断で指摘を受け再検査を勧められた・・・
②体調が悪く、病院に行ったら病気が見つかった・・・
③身近な人が入院して、自分も心配になった・・・
この中でも➀と②の場合は、シロウト判断で「もう保険に入れない?」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな「保険に入れない?」と思われている女性のための医療保険の選び方についてご説明します。
年齢別「保険に入れない?」と思ってしまう女性の病気
20代
・妊娠や出産関係の病気
不妊症・切迫流産・切迫早産・帝王切開 など
・甲状腺の病気
バセドウ病は男性よりも女性がかかりやすい
30代
・子宮の病気
子宮筋腫・子宮内膜症は30代に多く見られる
・関節リウマチ
高齢者だけでなく若い女性にも多い
40代
・乳がん
女性で最もかかりやすいがん。40代で急増する
・異常分娩
高齢出産はリスクが高く、異常分娩が多くなる
50代
・がん
50代からがん患者は急増する
・更年期障害
50歳前後を更年期といい、うつ状態や不安感など、さまざまな症状がある
持病や既往症がある方の選択肢
持病や既往症があると保険に入れないと思ってしまう方も多いと思いますが、最近では選択肢が増えてきています。
持病や既往症があっても入りやすい保険
テレビCMで見たことがある方も多いと思いますが、「持病があっても入りやすい」保険があります。CMではメリットばかり説明していますが、デメリットは通常の保険と比べて保険料が高いことと、保障内容が悪いことです。
ただ最近では数年前よりも保険料が安くなり、保障としてもガンなど大きな病気に備えるための特約が充実した新商品も発売されてきているため、何年か前に調べて「つまらない保険だな~」と思った方も再度検討しても良いと思います。
まずは通常の保険から検討!
持病や既往症があっても、健康状態の詳細を告知することで通常の保険に入れる可能性もあります。健康状態の査定は保険会社ごとに異なり、「○○保険会社は加入できなくても、●●保険会社は加入できる」ということもあります。
先日、私がご相談を担当した方は昨年まで不妊治療をしていて、その後、無事妊娠・出産したという健康状態の告知をしました。
2つの保険会社で健康状態の査定をした結果、○○保険会社は通常通り保険に入れるという結果でしたが、一方の●●保険会社は加入後5年間は子宮や卵巣などの病気で入院や手術をしても保障の対象外となる特別条件付という結果となりました。
このように健康状態の査定結果が保険会社により異なることは多々ありますし、自分で保険に入れないと思っていても*特別条件で入れる可能性もありますので、まずは通常の保険から検討してみましょう。
*特別条件とは、保険会社が契約に条件を付けることです。医療保険では主に体の特定の部位の病気については保障の対象外とする「特定部位不担保」や、通常よりも保険料が高くなる「保険料割増し」などがあります。
最後に・・・
今回お伝えした「保険に入れない?」と思われている方の医療保険の選び方は、自分の健康状態の詳細によってベストな保険会社や保険商品が大きく変わってきます。健康状態の詳細を伝えるうえで、相談相手は女性担当者が良いと思う方も多いのではないでしょうか?
おかねの相談室ではご依頼をいただく際に担当者の指名もできますので、是非女性ファイナンシャルプランナーに医療保険選びを相談してみてください。
あなたにピッタリ合ったベストな医療保険のプランをご案内させていただきます。