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医療保険の選び方!保険料負担を劇的に下げる2つのポイント!
自分らしいお金との付き合い方をサポートする!ファイナンシャルプランナーの嶋田大記です。
私がFPとしてお金の相談をお受けする中で、最も多いご相談が生命保険についてです。
生命保険には、死亡保険・医療保険・介護保険・個人年金保険 等、たくさんの種類の保険がありますが、その中でも皆さんの関心が高いのが「医療保険」です。
今回は皆さんの関心が高い「医療保険」の保険料負担を劇的に下げる2つのポイントについて説明していきます。
ポイント① 入院日額の設定は必要最低限に!
当たり前のことですが、保障の金額を下げると保険料は下がります!
例えば、
入院日額10,000円で保険料を毎月4,000円支払う方の場合、
日額を5,000円で設定すると、保険料は毎月およそ2,000円となり、保険料負担が半減します。
皆さん、入院日額はなんとなく「10,000円くらい必要かな?」とイメージで設定している方が多いと思いますが、保険料負担を考えたら入院日額の設定はとても重要になります。
医療保険に加入する際は、なんとなくではなく「自分の場合、入院日額をいくらに設定すべきか」、真剣に考えてみましょう!
入院日額を設定する上で考慮すべきこと
・公的な保障(高額療養費制度、傷病手当金 等)
・勤務先の保障(健康保険組合の付加給付 等)
・医療の現状(入院期間の短期化 等)
今回は上記の考慮すべきことについての詳細は書きませんが、これについて一つ一つ考えていくと、「自分の場合、入院日額をいくらに設定すべきか」が見えてきますので、入院日額の金額を必要最低限にして保険料負担を下げることができます。
ポイント② 保険料払込期間の設定は終身に!
保障が一生涯続く終身医療保険の場合、
保険料払込期間は短くすると保険料は高くなり、長くすると保険料は安くなります。
例えば、終身医療保険のパンフレットに下記のプランがあったら、皆さんはどれを選びますか?
①保険料60歳払込プラン:月払3,500円
②保険料65歳払込プラン:月払3,000円
③保険料終身払込プラン :月払2,000円
このプランの保険料はあくまでイメージですが、定年までに保険料支払いを終えたいという理由で65歳払込プランを選ぶ方や、このくらいの保険料の差であれば、支払期間の一番短い60歳払込プランを選ぶ方が多いのではないでしょうか?
私のところに相談に来る方も、最初は60歳や65歳の払い込みプランを希望される方が多いのが現状です。
ただ、私は一貫して皆さんに終身払込プランをお勧めしています。
その理由は1つで、医療保険は将来見直しをする可能性が高いからです。
医療保険は現在の医療事情に合わせて開発されているため、10年、20年後の将来、医療技術が進歩した場合に、現在の医療保険では役に立たない可能性が大いにあります。
その他にも、将来の人生の変化やインフレによるお金の価値の変化等により、見直しする可能性もあるでしょう。
医療保険は、一般的に掛け捨ての商品が多いため、途中で解約したら支払った保険料は戻ってきません。よって、60歳や65歳払込プランで高めに支払っていた保険料は見直しをした場合、無駄になってしまいます。
現在の保険料負担を下げるという理由だけでなく、将来の見直しリスクに対応するためにも、私は「終身払込プラン」を選ぶことをお勧めします。
最後に
今回は、医療保険の保険料負担を下げるのに効果的な2つのポイントについて書きましたが、自分に合った医療保険を選ぶためには他にもいくつかのポイントがあります。
医療保険選びに失敗しないためにも、検討されている方は一度、おかねの相談室のファイナンシャルプランナーにご相談ください。
あなたに合った医療保険選びのお手伝いをさせていただきます。