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4月からスタートしたジュニアNISAってお得なの!?
人生をHAPPYにプロデュース!あなただけのマネープランを届けるファイナンシャルプランナーの戸松優子です。
2014年からスタートした大人NISA。
今年はNISA口座の1年間の利用限度額が100万円→120万円に変わりましたね。
そして4月からスタートしたジュニアNISA。
すでに口座開設の手続きは出来てるので金融機関から『マイナス金利で預貯金では殖えないし、せっかくならお孫さんのために資産運用しませんか??ジュニアNISA口座の開設できますよ!!!』
なんてアプローチ受けている方も多いのでは??
ジュニアNISA口座は、子供名義の口座で親権者等が年間80万円まで非課税で運用できる仕組み♪
今日はジュニアNISA口座の利用法について考えてみましょう。
どんな使い方があるの??
目的① 子供の教育資金
子供の教育資金で負担が大きくなってくるのが大学4年間!
そこに向かって資産運用!!
目的② 独り立ちのための準備金
将来、独り立ちをするときに少しでも協力してあげたい!
就職のお祝いや結婚資金を準備してあげよう!
目的③ おじいちゃん、おばあちゃんからの贈り物
かわいい孫のために、毎年少しずつ将来のための資金を渡してあげよう!
目的④ 子供自身が資産運用を学ぶきっかけ作り
学校で教わることのない金融・経済の知識を、身に着けさせるきっかけを作ってあげよう!
つまり、
ジュニアNISAは、子供や孫の将来に向けた中長期的な資金作りのひとつの手段ですね。
ジュニアNISAの注意点は??
子供のための資産運用ができて、非課税で運用できるなら早く始めた方がいいのでは!!
でもメリットばかりではありませんよ!!!
注意点① 18歳まで払い出しができません。
高校入学時もお金がかかるから、そこで使いたい⇒×
払い出し制限期間中に、ジュニアNISA口座から払い出しをしてしまったら、ジュニアNISA口座が廃止されてしまいます!
せっかく非課税で長期運用ができる制度なのに、18歳まで待てなかったら過去の配当金や譲渡益に課税されてしまいます!!
ここは注意が必要!
注意点② ひとりにつき1口座
大人NISAは金融機関の変更ができますよね。
2014年は〇〇銀行、2015年は△△証券、2016年は□□銀行
↑
このように年単位での金融機関の変更が可能です。
ところが、ジュニアNISA口座は金融機関の変更ができません。
つまり、安易に口座開設をしない方が良い!!ってこと。
金融機関によって取扱商品が違います。
実際、成人の方でNISA口座は作ったけれど、口座開設のみで利用しない方もいらっしゃいます。ただ、成人の場合は金融機関の変更ができるから、希望の商品がなかったら変更すれば良い。
でもジュニアNISAはできません!だからこそ、どの金融機関で口座開設するか重要!!
【最後に】
制度や仕組みを理解して自分に合わせて上手に利用すること!
ジュニアNISAをちょっと考えていたところなの。
お得かどうかも含め、どんな風に利用したらいいのか考えたいと思っているなら、私たちファイナンシャルプランナーにご相談ください。
自分のための、自分に合った、運用スタイルを一緒に考えていきましょう♪