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消費税10%前に住宅は購入した方が良い!
お金の問題をスッキリ解決するファイナンシャルプランナーの小沢です。
住宅購入の時期は人それぞれですが、住宅を買っても問題のない資金計画が出来ている方は、消費税10%前の住宅購入の方が有利です。
消費税の影響はどの位?
2017年の4月に消費税が8%から10%になる予定ですが、住宅購入にはどれくらい影響が出るでしょうか?
例:総予算4000万円、土地1500万円、建物2500万円とした場合、
基本ですが、土地には不動産取得税がかかるので消費税はかかりません。建物にかかってきます。
全体的にどんなものに影響するか、以下の表でご確認ください。
人によって予算は違いますが、数十万円からの違いが出ると思います。
いつまでに購入すれば8%?
いつまでに購入をすれば消費税8%で建てられるのか?
消費税がかかるタイミングは住宅の引き渡し時となりますが、スケジュールのポイントは2つです。
①住宅の引き渡しが2017年3月31日までに完了
②請負契約が2016年9月30日までに完了していれば、2017年4月1日以降の引き渡しでもOK
※経過措置として注文住宅は一般的に請負契約から引き渡しまでに数カ月かかります。その為、増税施行日の6カ月と1日前に請負契約が完了した注文住宅については、引き渡しが増税後でも増税前の税率が適用されます。
この2つを意識してゆとりをもって準備することが大事です。前回の消費税8%になったときも、駆け込み需要で思うように土地が見つからない方、建築が間に合わない方も多数出ました。
消費税2%UPよりも住宅ローン金利1%UPが怖い!
今まで増税の影響についてお伝えしましたが、住宅購入で一番影響を受けるのは住宅ローン金利です。
建物の価格2500万円として、8%と10%では差額は50万円でしたが、
住宅ローン借入3000万円、返済期間35年(全期間固定)の場合の違いは、
金利 2% 総返済額 約4174万円
金利 3% 総返済額 約4849万円 差額は約675万円
増税の影響とは比べ物にならないほど違います。
現在は住宅ローン控除やすまい給付金など、色々な住宅取得支援制度がありますが、低金利のうちに住宅ローンを返済することが一番の得策と言えます。
最後に住宅購入にはしっかりとした安心できる資金計画が必要となりますので、詳しくはおかねの相談室のファイナンシャルプランナーにご相談ください。