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「フラット35」で住宅ローンを借りている方へ
豊かな人生をあなたと一緒に考えるお金の専門家、ファイナンシャルプランナーの倉重です。
今、銀行の金利が低いと言われていますが、その他にも低い金利があります。それは住宅ローンの金利です。
フラット35の金利もここ数年2%を下回っています。今までにない低金利時代です。
借り入れして数年経つ方は、借り入れした時の金利と今の金利を比較すると、低くなっている方が多いと思います。
今回は、借り換えをして効果が出るか試算してみます。
借り入れした時の金利差と残りの返済期間が長い方は効果が出やすいと思います。
例えば、「フラット35」で3000万円を35年間で借り入れをしている場合
「フラット35」で借り入れをしている方
平成25年10月 フラット35で借りた場合の現在
平成27年10月に借り換えした場合
年間約2.4万円の負担が軽減して返済総額が約77.7万円お得になる!
事例のとおり、
金利差が0.34%でも残りの返済期間が33年あると効果が出ます。
金利差と残りの返済期間の長さによっては、フラット35からフラット35に借り換えても効果が出ることが分かります。
『フラット35S』を利用している方
『フラット35S』で借りている方は、借り換えをしたら金利優遇が利用できなくなりますが、借り入れをした時の金利と金利の引き下げが何%かで、金利優遇が使えなくなっても借り換えの効果が出ることがあります。
平成22年10月 フラット35Sで借りた場合の現在
金利優遇は当初10年間 年率1.0%引き下げの場合
平成27年10月に借り換えした場合
借り換え後、5年間は年間約10.2万円の負担が増える
6年目から年間約2.6万円の負担が軽減する
返済総額が約15万円お得になる!
平成21年10月 フラット35Sで借りた場合の現在
金利優遇は当初10年間 年率0.3%引き下げの場合
平成27年10月に借り換えした場合
借り換え後5年間は年間約7.9万円の負担が軽減し、6年目から年間約12.1万円の負担が軽減する
返済総額が約337万円お得になる!
事例のとおり、
金利優遇は当初10年間 年率1.0%引き下げの場合はあまり効果が出ません。
金利優遇は当初10年間 年率0.3%引き下げの場合は効果が出ます。
金利優遇は借りた年度によって異なりますので、ご自身の金利優遇を確認して試算してください。
【最後に】
今「フラット35」「フラット35S」で借り入れをしている方は、借り換えをすると効果が出る方のほうが多いと思われます。ご自身が住宅ローンを「フラット35」「フラット35S」で借りている方は、借り換えを考えて良いと思います。
ご自身で試算が出来ない方は是非、おかねの相談室にご相談ください!
私たちファイナンシャルプランナーがお手伝いをします。